多いときは月に5冊を読む読書好きなダイアンです。
約10年前に「スーパーマインド」という本を読みました。
現在の自分に何か影響が残っているのか確認したくなり、この度再読。
自分に改めて落とし込むために感想や考察を述べつつ、同系統で非常に影響を受けた書籍についても比較しつつ書いてみようと思います。
スーパーマインドはどういう本?
「スーパーマインド」について、簡単に説明すると
人間はどう生きれば良いのか
を解説した本だと、私は解釈しています。
と言っても、この一言で良いのか・・と悩む部分もあります。
この本はスピリチュアル寄りなので、好き嫌いがあるかもしれません。
私の場合、過去の波乱万丈な日々のおかげでこの本にある考え方に心底納得できました。
根本にこの考えを持っているから「退職→独立」という行動もすんなり実行できた、とも言えます。
ちなみに私は、科学的現実的な本もたくさん読みます。
自分自身が確かに実感した、という概念だけ時間をかけて実感してから取り入れていくスタンスです。
スーパーマインドの考え方とは
Amazonなどでこの本のレビューを読んでも、結局のところ何が書かれているのか良くわからないと思います。
私も、この記事を書き始めたことを少し後悔してるくらいです笑
今回は「退職→独立」を実行した私の状況と、この本の考えをかけ合わせてレビューしてみます。
この記事でも書いたのですが
私は独立すると決めて、行動し始めたときから流れが変わったことをはっきりと実感しました。
この「流れ」を私は知っていたので「とりあえずこの方向で良さそうだ」ということが早い段階でわかり決意はより強固になり退職しました。
私の思う「流れ」はこの本で言う「スーパーマインド」です。
他の哲学や書籍でも
「観察者」「無意識領域」「悟り」「神=自分」「あるがまま」「自分はいない」「宇宙の真理」「全てが自分」「感情シグナル」
などと解説・名付けられた考えも多くあります。
要は決まった名前がないのです。
それに気づいた人たちがそれぞれに名付けて説明しているということですね。
スーパーマインドという本の特殊性
スーパーマインドの面白いところは
どこを読んでも同じことを言っている、という点です。
一応最終ページに向かって進んではいるのですが、
結局最初から最後まで同じ話をしていたな・・🤔
と読後に思います。
再読時には適当なページをいきなり読む、という読み方もできます。
要は、言いたいことは一つしかなく、それを伝えるために例え話や実際の例、比喩を様々に変化させているだけの文章が最初から最後までずっと続いている、という本。
もう1点は、1ページの重みが半端ない。
1ページの文章だけで、一冊の本が書けるくらいの圧倒的な重み。
それが毎ページのように続いています。
ちょっと油断すると、サラサラと頭に入らずに目だけで読んでしまいそうに。
わりと重要なことを強調なく書いているので、文章の意味をちゃんと頭に入れながら読むと中々進まない、という感じ。
でも、無理して読んでいるわけではないんですよね。
あくまでも「読みたい」から読んでいる。
数ページ読んで「面白い」と思えたら、おそらく最後までずっと面白い本です。
スーパーマインドの言葉の重みがすごい
ここまで書いても全く伝わらない気がするので笑、適当にページを開いていくつかの一文を引用したいと思います。
どの地点で方向転換すべきかをよく調べなければならない。その地点とは自己敗北的な抵抗が消えてゆき、豊かさをもたらす自己受容性が現れてくる地点ということである
スーパーマインド P76
楽しみであり、なくてはならぬものであるかのごとく装っている無用無益な活動はやめて差し支えない
スーパーマインド P136
あなたの友情の多くがぜんぜん友情などではないということに気づかなければならない
スーパーマインド P173
スーパーマインド
著者 V・ハワード(川口正吉 訳)
出版社 日本教文社
分類 自己啓発
出版日 1980/12/25
たくさん引用するのも気が引けるためここまでにしますが、この引用だけでは1%も伝わらないなあ、という感じ笑
特に引用部分を選別していないのですが、ピンときた人はスーパーマインドを面白く読めると思います。
スーパーマインドはおすすめ本か?
読むべき本というのはタイミングがあります。
この記事にたどり着いた人や本を手にした人は、読むべき時なのかもしれません。
逆に、私は「あの人に読んでほしい」と思う人が何人もいますが、同時に「きっと読まないだろう」とも思うんです。
たとえ読んでも、何も変わらないかもとも思う。
しかしあえて、おすすめしたい人を挙げるなら
- 人生で大きな選択をする
- 現状に不安がある
- どうしたら良いかわからない
- 何を重視すればよいかわからない
- 自分のしていることが正しいのかわからない
など。
ちなみに、世の中の自己啓発やスピリチュアルはほぼ同じメッセージを発信していますね。
最近ではビジネス本でも見かけます。
なぜ、同じメッセージが遠い昔から繰り返し発信され続けるのか・・
不思議ですよね・・🤔
影響を受けたスピリチュアル系書籍
私はこれまで100冊以上のスピリチュアル/哲学/自己啓発本を読んできました。
(正確に数えてないけれどもっとかも?)
世の同系統の書籍は、スーパーマインドも含めメッセージは同じと書きましたが、表現方法は違えど数ある中で私的に非常に印象深い3冊をあげてみます。
この3冊は強烈に私の中に残り、日々の選択、判断、思考に今でも大きく影響しています。
サラとソロモン
著者 エスター・ヒックス(ナチュラルスピリット)
再読するたびに、我に返ります笑
ネガティブ思考になっているときに読むと、初心に帰ることができます。
それは在る
著者 ヘルメス・J・シャンブ(ナチュラルスピリット)
「それは在る」を始めて読んだのはKindle Unlimitedの読み放題サービスが安く使えるときでした。
私にとってスピリチュアル的な学びは、この本が最終地点、という感じ。
これを読んでから他のスピリチュアルや自己啓発系の本を読むことがほとんど無くなりました。
それなりに多くの哲学やスピ系本を読んできた人ほど、面白い本だと思います。
逆にスピリチュアル的な本を始めて読む方には意味不明になる可能性もあります。
しかし、勘の良い人ならこの一冊で悟る可能性も秘めてそうです🤔
何度でも読めますし「何度でも読める」というその事が奥深いです。
無人島に1冊だけと言われたら、これを選ぶかもしれません笑
人生を変える一番シンプルな方法
著者 ヘイル・ドゥオスキン(主婦の友社)
辛いことや嫌なもの、過去は「手放そう」とは良く言いますが、この本のすごいところは
「良いも悪いも全て手放せ」
というメッセージです。
これはとても納得できたので、今でもすごく意識しています。
良くも悪くもない、常に「ニュートラル」な状態を目指すのですが、難しいけれど「そうあるべきだね」という実感があります。
実は「サラとソロモン」と「スーパーマインド」は他2冊と違う主張をしているように見えるのですが、私の理解では「結局同じことを言っている」という結論になりました。
理由は「良い悪いという概念がそもそも存在しない」と考えているからです。
これは「サラとソロモン」でも言ってはいるのですが、捉え方によっては「主張が違う」と思うかもしれません。
ダイアンの退職独立と本の影響
私はこれらの本の影響を受けながらも、自分が昔から感じている感覚を信じて安定の会社員をやめて退職し、独立を今目指していますが、
これで成功への道が開かれた・・!
とは全く思っていません笑
道は確かにこっちだけど、失敗しても成功してもどっちでも良い。
と心底思っています。
このブログを始めたのも、
自分がどっちに転ぶのか記録したら面白いな😁
という感覚笑
そして自分なりの解釈では、これこそスーパーマインドじゃないかな?
と思っています。
それではまた👋🏻
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