瞑想する意味がやっとわかったダイアンです。
仕事はもちろん、主婦業・学業などでも最近良く聞く「マルチタスク」「シングルタスク」。
私は、会社員だったころから最近まで、ガッツリとマルチタスクな人間でした。
そして、その方が仕事でも効率的だと思っていたんです。
しかしそれは、ある本を読んで勘違いだったと気づき、ガラッと考え方が変わりました。
今は瞑想やマインドフルネスで「シングルタスク人間」を目指しています。
自覚するほど脳が疲れている
ここ数年、自分の頭というか脳の状態が気になっていました。
- 頭の回転が遅くなった気がする
- 以前のようなパフォーマンスが出せない
- 集中力が持たない
- 頭がもやもやしている
- 決断が遅い
という感じ。
以前の私はわりと頭の回転や反応・集中力には自信があったのですが、最近はすっかり自信をなくしていました。
睡眠やメンタルの状態が悪い時期もあったので、その影響もあると思います。
ですが、一番大きな原因は年齢による自然な老化現象だと思っていたんです。
なので、解決は難しいけどなるべく老化を遅らせて維持できれば良いなと思っていたのですが、どうやら歳のせいだけでもなさそうだとわかってきました。
最も大きな原因は「頭の疲れが取れていない」ということだと、ある本を読んで気付かされました。
一流の人はシングルタスク
「心と身体の正しい休め方」という本に書いていたのですが、一流の成果を出し続けているのはシングルタスクの人、という説明に心底納得しました。
たとえ同時進行で複数の仕事・プロジェクトを抱えていても「同時に進める」のではなく、シングルタスクを切り替えるのが上手である、ということでした。
特に女性はマルチタスクになりやすいとも言われていますね。
本当に、これは目からウロコというか、心底納得しました。と同時に、
自分が頭の切り替えがとても下手なことにも気づきました
47歳にもなって、大きな発見をしました。
瞑想で切り替え上手になる
シングルタスクの「切り替え」が上手くなるように精進すれば良いと分かったのですが、その方法がいわゆる「瞑想」「マインドフルネス」!
瞑想が良いとは聞いても、一体何のために瞑想をするのか、と何年も理解しきれずにいましたが、その答えが明確になった瞬間でした。
「マルチタスク人間でいる限り脳の疲れは取れない。頭の疲労をとるにはシングルタスクを意識する。そのためには頭の切り替えを上手にしなければならない」
というのが、今私が辿り着いた「瞑想する意味」「頭の疲れを取る方法」です。
偶然かわかりませんが、今まで何冊も瞑想系の書籍を読んできたのに、この答えにたどり着けませんでした。
もしかしたら書いてあったのかもしれませんが、当時の私には意味が入ってこなかったのかもしれませんね。
シングルタスクで脳は疲れない
脳が疲れてしまう原因は「マルチタスク」にあり、「シングルタスク」の状態であれば脳を使っていても疲れないという説明には、私も心当たりがありまくりでした。
一つのことだけを考えて夢中で作業している状態のときって、頭が冴えまくっている。
そして作業が終わっても疲れる感じはなく、もっと何かをしたくなる感じ。
過去にそういう経験をしていたので納得!
ただ単に「頭が冴えて疲れを知らない」状態が「シングルタスク」だったからということに気づかなかったので、再現性がありませんでした。
どうしたら、いつかのように冴えた頭になれるのか?の答えが見つかったわけです。
私の瞑想のやり方
「瞑想やマインドフルネスを実行!」と言っても、いわゆる床に座って微動せずに心を無にする・・
という一般的に想像するような瞑想はしていません。
「心と身体の正しい休め方」の本にも書かれていますが、瞑想やマインドフルネスは日常の一コマで実践できることがたくさんあります。
例えば食事の取り方や歩き方、電車の中での過ごし方、寝ながらなど。
書籍にはたくさんの事例があり、簡単に実践できることばかり。
しかし、それなりに「瞑想をする意味」が腹落ちしていないと続けるのは難しかったりします。
その点で、私はスッキリ答えを見つけられたので日常でも
あ、今瞑想できる!
というタイミングに気づいて無理なく実践できるようになりました。
瞑想・マインドフルネスの効果
日常的に瞑想するようになって3ヶ月ほどですが、劇的に効果が出たかというとそうでもありません。
私としてはこの先ずっと継続することで、頭の中をなるべく最適化して保ちたいな、という思いでいます。
「なぜ瞑想するのか」がわかっているので、小さくはあるけれど効果も実感しやすいです。
仕事で複数の作業が重なったときやプレッシャーを強く感じるときなどは特に意識してマインドフルネスを行い、以前よりもリラックスして集中できるようになったと感じています。
瞑想することで効果を得るというよりは、瞑想を習慣化して自分の思考や反射の癖を少しづつシングルタスクに向けて修正しているようなイメージです。
効果が出たら終わり、という話ではなく筋トレみたいな位置づけですね。
『心と身体の正しい休め方』書籍
今回の気づきに至ることができた本は
「精神科医の禅僧」が教える 心と身体の正しい休め方
というタイトルで、川野泰周さんという方が書かれた本です。
タイトルだけ見ると「頭」「脳」「瞑想」「マインドフルネス」のどの単語も入っていません笑
自分でも良くこの本に辿り着けたなあ・・と驚きます。
おすすめの瞑想動画
川野さんはYouTubeもしていて、ボディスキャン瞑想という動画があります。
本を読んでから、時々寝る前に流して瞑想するようになりました。
実はここでも、運命的なものを感じました。
10年以上前に、催眠術か何かに興味を持ったことがありました。
その頃に「頭から順番に力を抜いていきながら催眠をかける」というような情報に辿り着いたんです。
面白半分で自分でやってみた時に、力を抜くことが気持ち良かったんですよね。
それから時々、寝る前にベッドでこれをやっていたんです。
もちろん瞑想しているつもりはなくて、やり方もかなり適当でしたが「ボディスキャン瞑想」を知って
ずっとやっていたやつだ!
と驚きました。
この本に出会うまでに、瞑想やマインドフルネス系の本や情報を集めては実践していましたが、結局続いたことはありませんでしたし、効果の実感もありませんでした。
この本はこれまでの瞑想本に書かれていなかった情報がたくさんあり、驚きました。
やっと、自分から
瞑想するぞ!
と腹落ちして始められるきっかけを与えてくれた、私にとっては沢山の気づきを与えてくれた貴重な本でした。
不思議なもので、瞑想の本を探していたのではなく「脳や頭の疲れを取る方法」を探して、手に取った本がこれまで見つけられなかった納得できる「瞑想本」だった、というのはいかにも運命的なものを感じますね。
遠回りをしましたが、きっと今がこの本に出会うべきタイミングだったのだろうな、と思います。
それではまた👋🏻
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