会社員を辞めてフリーランスで生きているダイアンです。
会社を退職して、2023年に入り1年が経ちました。
この1年はほとんど会社員時代のことを思い出すことなく過ごし、目の前の仕事や自分自身の生活習慣の改善に取り組んでいました。
1年経って、改めてこの1年を振り返ってみたいと思います。
会社の人から連絡はほとんどない
この1年、会社の人から連絡はほとんどありませんでした。
想定していたことですが「たとえ連絡がなくて寂しい気持ちになっても後悔はない」という思いで退職したので、ある意味想定通りでした笑
そして寂しい気持ちもなかったので、それは自分でも少し驚きです。
それなりに良く話した人や、ランチや飲み会で楽しく過ごした人もいましたが、やはり会社という強制的な人間関係の中で培われたものに持続性はないのだなあと思いました。
もちろん、気の合う人に自分から連絡すれば良いのですが、それならそれで用もなく連絡する意味を見いだせるような人も居なかったんですよね。
用もないのに連絡することが出来ない、という性格は私の欠点であり、同時に自分の好きなところでもあります笑
私自身、職場では「友人など作る暇はない」と言わんばかりのハードワーカーだったので、ある意味自分の意思を貫けたのだ、という結果を受け取れたのかもしれません。
生活習慣は本当に大切だと実感
今考えると、会社員時代の私の生活はかなり酷いものでした。
食事、睡眠、お金など、仕事以外のことが全てハチャメチャだったと今は思います。
以前は生活習慣の大切さを見知ってはいても、何がどう重要なのかピンときていませんでした。
食事を大幅に改善して倹約、健康に
食事はすっかり自炊オンリーになりました。
会社員時代はコンビニやレトルト、スーパーの惣菜がメイン。
週末だけ少し料理するようにしていましたが、いつも材料を使い切れなかったりして逆にストレスになっていました。
退職後はほぼ在宅で仕事をしているので、一人暮らしのフリーランスらしく手間は省いて、時間をかけずに料理していますが、それでもコンビニ弁当やスーパーの惣菜より何倍も美味しいです。
それほど代わり映えのないメニューなのに、毎日「美味しいな」と思いながら食べているので、自分にとってこれはすごいことです。
睡眠障害は克服できそう
わりと重い状態だった睡眠障害。
睡眠クリニックに通って睡眠薬をもらわないと眠れなかったり、処方されたカフェインを飲んで仕事をしていたりしていました。
毎日5時間眠れれば良いほうで、徹夜明けレベルのコンディションが毎日続いていました。
さすがに1年くらいでまだ完治できていませんが、最近は日常に支障が出る頻度も減少してきています。
不思議なことに、今のほうが以前より早く寝て早く起きています。
ようやくベッドに入って1時間以内で眠れるようになってきたところです。
覚悟はしていましたが、1年程度で治るレベルではなかったようです。
固定費削減の実行が安易に
会社員時代は、固定費を削減したいとは思っていても、行動に移せない状態が続いていました。
携帯、ジム、クレジットカード、NHK、公共料金、サブスク、不用品売却などなど、最適化できることが色々とありましたが手がつけられず。
理由は簡単で、頭・心・時間の全てにおいてそんな余裕がなかったからです。
言い訳なのだと思いますが、当時は本当に考えることすら出来ない状態で、見てみぬふりをするしかなかったですね。
退職して、しっかり時間ができたことで頭や心にも余裕ができ、気になっていた固定費や生活費をどんどん改善していきました。
家計簿アプリを使っているのですが、毎月のように固定費が下がっていく1年でした。
これが会社員の時にできていれば、退職後の生活防衛費はプラス100万くらいあった気がしますが笑、今思い返しても、やはりあのころの自分には無理だった、と思えるのでこれが私にとっては最速最善の結果なのだと思っています。
退職の後悔は怖いほど全くない
退職すると思ったとき、「本当に後悔しないだろうか?」と考えました。
実際はどうだったかというと・・
全く後悔はありません
まだ1年なので将来的に後悔することもあるかもしれません。
しかし、それも含めて「本当に退職して良かった!」という気持ちしかありません。
実際に退職するころには「たとえ後悔したとしても、辞める」と心が決まっていました。
会社員生活の恩恵は大きい
ちなみに、私は働いていた会社に何かがあって辞めたわけではなく、自分自身の生き方として「会社員、組織の中では自分を好きになれない」という理由で辞めました。
細かいことをいうと理由はそれだけではありませんし、いくらでも出てきます笑
でも、それらを総合して一言でいうと、先の一言「このままでは自分を好きになれない」に収まります。
むしろ会社に対しては、この1年で感謝の気持ちが増えるばかりでした。
会社員時代に身につけることが出来たビジネスに関する知識は、アルバイトなどでは得られないものばかりでした。
これは、フリーランスになってから非常に役に立っています。
自分の業務に関する知識はもちろんですが、同じくらいに営業、折衝、企画、書類や資料作成、プレゼン、メールのマナーやルールなどなど、フリーランスであっても必要なことばかりでした。
苦手なこともありますが、自分の専門以外のこともとりあえず一通り満遍なくできる、というのは個人で仕事をしていく上で、かなりメリットがあると感じています。
独立にコネと人脈は不要だった
一般的な退職のコツとして「会社との繋がりを切らずに人脈を活かす」と見聞きしていましたが、私に関しては全く不要でした。
今仕事で交流のある方達は、100%退職後に出会った新しい繋がりです。
私のようにアラフィフでも新しい繋がりを作っていくことができます。
普通に仕事募集に連絡して繋がることもあれば、ビジネスマッチングのサービスを使ったり、同じ職種が集まるゆるいオフ会に参加してみたりと、そんな感じで少しづつ広がっていきました。
中でも面白かったのは、オフ会で出会った同職のフリーランス(かなり年下)のAさんに「今持っている仕事を譲りたい」と初対面でお話が進み、その仕事を受けたことです。
何か問題のあるクライアントさんかな?と、譲られたことが不思議だったんですよね。
後で聞いたのですが、Aさんはその時大きなプロジェクトから誘われていて、それを受けるために自分のクライアントを手放したいタイミングだったんです。
それを聞いて、そういう絶妙なタイミングで出会えたりすることがあるんだな、と印象に残っています。
周囲が変わると自分も変化できる
人間関係が変わると、自分自身が変化することへのハードルもグッと下がります。
会社にいた頃は無意識に「自分はこういうキャラクター」という枠に自分勝手に捕らわれていた自覚がありました。
話し方や振る舞いから、選ぶ服や髪型、仕事の取り組み方など、変えたいという気持ちがあっても、変えずにその時の自分を突き詰める方を選んでいました。
そこから逃れたいとも思っていたので、それが叶って今は心がとても自由です。
いつでも、どんな自分にもなれるという環境は素晴らしいですね😃
会社を辞めて困ったこと
退職したことで困ったことを思い出そうとしてみましたが、想定外な困難はありませんでした。
金銭的に不安定なのは当然、承知のうえでフリーランスをやっているので、お金が厳しくても予想通りで困ることはありません。
退職後の1年は、会社員時代の健康保険と税金を払うことになるので、数十万円は支払いに使いました。
この事を知らずに辞めていたら、今頃アラフィフのフルタイムアルバイターになっていたと思います笑
最低限の金額でしたが、それなりに資金を用意できてから辞めたのは、本当に良かったです。
ひとつだけ挙げるとしたら、元々ハードワーカー気質なので休みを取るというのが、意外と難しくて1年間あまり休んだ記憶がないことです。
せっかく時間ができても、こうやってブログを書いてしまいます笑
なんとかNetflixを見たりする時間は作るようにして、リフレッシュはしていますが、2年目はどこかで1週間くらいちゃんと休みを取れればと考えています。
畳の上で寝転がって、ごろごろするだけで1日過ぎていくような日があっても良いですよね。
それではまた👋🏻
コメント