エコなペーパー加湿器の効果と正直な実感【ペットボトル卓上加湿器】

ダイアン

今年から加湿器をエコにしてみたダイアンです

去年まで電気を使うUSB式卓上加湿器を使っていたのですが、エコなペーパー加湿器を知人からおすすめされたので、実際に購入して使ってみました。

正直に言うと

こんなので加湿効果あるの・・?

と思っていたクチですが、知人の「効果あるよ!」の言葉を信じて使ってみた次第です。

ペーパー加湿器は「エコ加湿器」とも呼ばれていますが、本記事では「ペーパー加湿器」と呼びます。

目次

ペーパー加湿器は効果を実感できる

ペーパー加湿器の実際の効果を知りたかったため、湿度計で2週間記録を取ったり、有り無しで体感を意識しながら過ごしたりしてみました。

結論から言うと、加湿の効果を実感できました。

続けて詳しく書いたので、気になる方は参考にしてみてください。

ちょこっとオアシスをセット

Amazonでペーパー加湿器が色々売っていたので、その中からミクニというメーカーのちょこっとオアシス いちりんを購入。

これを選んだ理由はまた後述します。

330mlの小さめペットボトルに水道水を入れて、「いちりん」を差し込むだけで超簡単です。

いちりんを置いた場所

いちりんはデスクの右側に設置しました。

私は在宅しているとき、ほぼデスクに座って過ごすため、加湿もその範囲で効いてくれたら充分と考えています。

ペーパー加湿器と、私との距離感はだいたい4〜50cmくらい。

部屋内に、このいちりん以外の加湿器は置いていません。

ペーパー加湿器使用で湿度を計測

加湿器の効果ですが、実際に湿度を測って確かめたくて、自分のデスク上を「ペーパー加湿器あり・なし」で測って記録してみました。

途中、雨の日があったり12月とは思えない暖かい日があったりで、3日くらいのつもりが結局2週間かけて実験。

一番下の数字が湿度です

こんな感じで、朝昼晩に湿度計の写真を撮って、細かくメモしたながら実施したのですが・・

結論から言うと「湿度の数字では検証が難しい」となりました。

一応、ペーパー加湿器無し→有りにすると2〜5%くらいは上昇する傾向です。

だけど、少し近づけたり離したり、エアコンの風などでも、すぐに数字が変わってしまいます。

ちなみにこの湿度計かなりお気に入りで、デスクにちょうどよい角度で置かれて、コロンとしてかわいいです。

横から見たタニタの湿温度計

ペーパー加湿器で実感した効果

ということで、湿度計では納得感がなかったので、諦めて自分が実感した効果で判断することにしました。

加湿器有り無しの実感を比較

今冬は実験を始める12月まで加湿器がない状態で過ごしていたので、いちりんを置いた日との違いはわかりやすかったです。

実際に感じた所感を以下にまとめてみました。

項目加湿器なしペーパー加湿器あり
喉や鼻喋ったり深呼吸のときに乾いた感じで稀に咳をする。鼻の中はハッキリ乾きを感じる。喉も鼻も乾きがほぼ気にならなくなった
顔の肌乾きで少しかゆい時がある。かゆいところを触ると皮が剥がれることも。かゆみはなく肌の調子も気にならない
体感気温ちょっと寒さを感じるが不快なほどではない快適といえる状態
その他部屋のどこにいても常に湿度の低さからくる寒さを感じる席を外してデスクへ戻るときに加湿を感じる

部屋の気温は、加湿器有り無しともにエアコンを常に稼働して22度くらいですが、上記のように実際に感じる寒さは違っていました。

先述した浸透時間の関係なのか、ペーパー加湿器を長く置くほど体感する加湿感は安定してきます。

1週間くらい置き続けていると、部屋全体(7畳程度)にも加湿を感じるほどです。

しかし、湿度計の数字は一般的にやや低いレベル(20%〜35%位)のままでした。

浸透まで時間がかかる

今回この実験で1番気になったのが、いちりん自体に水分が浸透する時間でした。

1日目、時々いちりんを触ってみたのですが、たしかに水分が全体に浸透している感じ。

ところが、2日目に触ってみると、明らかに前日よりも水っぽい感じが増しているような。

実際、湿度にもその変化の影響を受けているように思えるのと、実際の体感でも2日目以降が湿度的に快適感がありました。

ちなみに「ペーパー加湿器」なので「紙」だと思ってたのですが、正確には「フィルター」と説明書には書かれています。

紙というよりはダンボールで良く見る紐?に質感が似ています。

↓これ。

PPバンド

PPバンドと言うそうです

継ぎ足しは1日に1〜2回

いちりんの場合ですが、水が7〜8分目付近まで入っている方が、花部分の水っぽさがしっかりあります。

水がなくなるまで使うなら1日持ちますが、加湿の維持を考えると1日2回、水を足すほうが良さそう。

結構わかりやすく、湿度の高い日は水が中々無くならず、湿度が低い日は水が無くなるのも早いです。

かなり湿度が低い日でも、1日2回継ぎ足しで快適に過ごせています。

お手入れも楽で簡単

いちりんは説明書にも書かれていますが、数日使うとホコリがくっついたり、汚れが出始めます。

よく見たら気になる、という程度ですが、1週間に1回くらいはいちりん全体に水道水をかけながら手で撫でてキレイにしてます。

いちりんの説明書には、定期的な漬け置き洗いと書いてあるため、時々はちゃんと洗おうと思います。

どちらにしろ、簡単なので助かります。

何気に抗菌・防カビ処理もされているので安心感もありますね。

デスクにペーパー加湿は最適

去年まで、トップランドの蒸気が出る卓上加湿器を使っていましたが、気になっていたことがありました。

仕事をするデスクは、パソコンや周辺機器など精密な電化製品がたくさん置かれています。

その近くで蒸気がもくもく出ていると、電化製品の劣化を早めているんじゃないかと心配だったんですよね。

その点から考えると、ペーパー加湿器の程よい加湿は、パソコン仕事をするデスクには最適なのではないかと思っています。

いちりんの残念ポイント

ペットボトルが良くて選んだいちりんですが、これは残念ポイントにもなっています。

ボトルに挿しているだけなので、倒れると水がこぼれてしまいます。

特に、水が少なくなってくると重みがなくなって倒れやすくなるため、気をつけたいポイントです。

ダイアン

今のところ倒していません👍🏻

それ以外に残念ポイントはないですね。

ちょこっとオアシス「いちりん」にした理由

イエローなのになぜかスプリングブルーと書かれたバーコード???

ちょこっとオアシスは「ミクニ」というメーカーから出ていて、他にも「ミスティシリーズ」などで色々な形、色があります。

ダイアン

全部で10種類くらいありました

上記2つのデザインも好きな感じなので迷ったのですが、最終的には今回の「いちりん」を選択。

この形を選んだ理由は

  • なるべくスペースを取らない
  • ペットボトルなので残量が見える
  • 長持ちする(水がたくさん入る)
  • 手入れが簡単そう

仕事をするデスクは、なるべくモノを置きたくないので、面積が1番小さくなると思ったのが「いちりん」

加湿器はお手入れが面倒なものですが、いちりんのようにペットボトル仕様なら簡単に捨てられてシーズンオフの置き場にも困らず、私にとっては大きな魅力です。

ペットボトルで使えるのは、シリーズ中いちりんだけですね。

マグカップやグラスでも使えます。

加湿器の遍歴と所感

昨年まで私が使っていた加湿器は、先述した卓上のペットボトルで使うUSB加湿器

その前までは、空気洗浄機に加湿器がついたタイプです。

「空気洗浄機+加湿器」が一緒になったタイプを買うことは、もう無いと思います。

何でもそうですが、違う機能がくっついたサービスや製品って、ダメですね笑

お手入れも面倒になるし、不具合も起きやすくて、有名メーカーのものでしたが使っていてストレスがたまりました。

最後には、加湿器は正常なまま空気清浄機側の故障で使えなくなり、泣く泣く破棄という結末に。

比べると、ペットボトルのUSB型は満足度高くて数年は使っていました。

ただ、私が買っていたものはカルキに弱くて長持ちしないため、1シーズンごとに購入。

毎回購入したり破棄したりする手間があったので、知人からおすすめされたときに「むしろそれくらい簡素で良いのかも!」と思い、ペーパー加湿器にしてみたという経緯です。

ペーパー加湿器まとめ

今回の加湿器実験は、自分自身が「効果がある」ということを納得したうえで使いたい、という思いで始めました。

湿度計測ではわからず時間がかかりましたが、最終的には効果に納得できて良かったです。

ペーパー加湿器は「しっかり加湿したい」という方には向かない加湿器かもしれません。

私のように健康体で、一人暮らしでいつも居る場所が決まっていたり、在宅仕事でずっとデスクに居るという方にはおすすめですね。

ダイアン

それではまた👋🏻

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