配信動画は毎日観ているダイアンです
2023年に、ドラマの感想記事を書いたのですが、感想を残すと頭のアウトプットにもなって良いなあ、と思い2024年も書いていこうと思います。
前回はドラマのみでしたが、映画やアニメも良く観ているので、形式に関わらず「Netflix」「アマゾンプライムビデオ」で観た作品を、アラフィフ40代女性の視点で感想や注目ポイントを書いていきます。
タイトルに「2024年」とありますが、「2024年に観た作品」という意味です。
面白かった作品は古いものでも書いていきます。
動画配信サイトは色々ありますが私は「Netflix」と「Amazonプライムビデオ」しか契約していないので、この2つのサイトで観られるかどうかだけ情報記載しています。他サイトの配信状況はそれぞれ検索して探してみてください。
40代女性が観て面白かった映画
アラフィフの私が観て、面白かった映画です。
ネタバレなしの感想です。
映画『すばらしき世界』
役所広司さん主演の映画。
主人公「三上」は自分なりの正義感を持ちながらも短気な性格で、人生の多くを刑務所で過ごしてきた50代くらいの男性。
物語は主人公が出所する所から始まります。
私の注目ポイントは
- 自分の正義と向き合う余韻
自分の正義と向き合う余韻
50年近くも生きていると、若い頃に振りかざしていた正義感が、生きにくさの要因のひとつだということもわかってきますよね。
私は若い頃、丸くなっていく大人は格好悪いと思っていて、自分は「違う」と思ったことはおばあちゃんになっても貫いていく!と、若者らしく思っていました。
そして実は、今でもその気持はあります笑
ですが、正義感からくる「生きにくさ」って、自分を痛めつけるだけなら我慢できますが、結果的に人を傷つけることにもなるんだ、と人生のどこかで腑に落ちたんです。
それからは、心の中だけに自分の正義を持って、表面的には軽く流して行けば良い、というスタンス。
そんな私ですが、主人公「三上」の葛藤や心情は良く理解できます。
その中で今の私が面白く感じたのは、三上の正義と観ている人(もちろん私含め)の正義はきっと同じなのに、なぜか三上を押さえつけたくなる衝動が起こるということ。
そのときに、「昔の自分を押さえつけていた大人たち」に今、自分がなっているのだと、気づきます。
観終わった後には、そんな「今の自分」と「若かりし頃の自分」との対話が待っています笑
ついでに、監督の西川美和さんとスーパー店長役の六角さんの映画についての対談記事も面白かったです。
映画『すばらしき世界』が観れる配信
映画『すばらしき世界』は(2024年1月時点)
- Netflixでは観れない
- アマゾンプライム会員は見放題
という配信状況で、私はAmazonプライムビデオで観ました。
40代女性が観て面白かったアニメ
アラフィフの私が観て、面白かったアニメ作品です。
ネタバレなしの感想です。
アニメ『葬送のフリーレン』
大人が観るからこそ涙腺崩壊と話題のアニメ『葬送のフリーレン』
10年後に観たらもっと泣けそう
ピークは物語の冒頭なのでは、と思いながらも最終回28話まで鑑賞。
終始テンション低めで落ち着いて進むストーリーも良い感じで、40代以上の女性にもかなりお薦めのアニメです。
今40代の人だと、小学生〜中学生あたりからRPGゲームが流行っていたので、そういうゲームをプレイしたことのある女性なら世界観がすんなり入ってきて、より面白く観られると思います。
葬送のフリーレンが40代以上におすすめの理由
ところで、なぜ40代以上にお薦めなのか、アラフィフの私なりに理由を書いてみます。
主人公のフリーレンはエルフで、1000年〜2000年の寿命があるという設定。
おそらくフリーレンは1000歳くらい。
生きている間に出会った人間たちは、フリーレンからすればあっという間にいなくなってしまうわけです。
我々の100年は、フリーレンからしたら10年の感覚。
人間である私から見たフリーレンは、まさに今後の自分を映すかのように見えるのです。
これから先の人生、友人知人・家族がどんどんこの世からいなくなっていきます。
フリーレンはそんな出会いと別れを何度も繰り返して生きてきた。
フリーレンが昔を思い出すとき、他愛もないエピソードなのに、ふと自分の過去とシンクロする不思議な感覚。
そしてその思い出の数々に影響を受けながら生き続きるフリーレン。
勇者ヒンメルの言動をふと、フリーレンは思い出したりするのですが、つい自分も一緒に誰かを思い出してしまう、そんな面白さがあります。
ぜひ40代以上の方にも味わってほしいな、と思います。
魔法使いというスキルの面白さ
フィクションの世界で「魔法使い」が出てきても、何も驚くことはありませんが、『葬送のフリーレン』の中に存在する「魔法使い」は、現代でいう「習得スキル」の一つといった扱い。
この、特別感のない感じも今風で面白いポイントかな、と思います。
「すごく魔法が上手い人」と「すごく料理が上手な人」が同じラインにあるイメージ。
フリーレン以外にも、人間の魔法使いフェルンのキャラクターもすごく好きですね。
実際にいたらちょっとヤダな笑、と思わせる性格なのに、とても引き込まれる魅力的な魔法使いです。
アニメ『葬送のフリーレン』が観れる配信
現在視聴中の作品
以下は、完結(または期やシーズン毎の完結)までまだ観ていない作品です。(2024年3月現在)
観終わったら感想を追加で書く予定です。
【視聴中】ドラマ『三体』
以前から原作を読もうと思いながら、未読のまま始まってしまったNetflixオリジナルドラマの三体。
原作に忠実に出来てると聞いて、観始めました。
個人的に、かなり好みのあらすじで、第一話からワクワクの展開です。
本格的な科学的SFやヴァーチャルリアリティなどが好きな人には(まだ視聴中ですが)おすすめです。
それにしても、かなり制作費かかってそうな映像で、凄く気合入っている感じですね。
- Netflixで観れる
- アマゾンプライムビデオでは観れない
【視聴中】ドラマ『ブラッシュアップライフ』
リアルタイムでも話題だったテレビドラマ『ブラッシュアップライフ』。
バカリズムさんの脚本は好きなので、遅くなりつつ観始めました。
まだ序盤、これからの展開が楽しみです。
【視聴中】アニメ『メイドインアビス』
絵柄はキッズ向けですが、ストーリーは大人でも面白い、と聞いて観始めた『メイドインアビス』。
第一期を観終わって、続けて2期を観ています。
この絵柄からは想像つかない描写があったり、号泣ポイントもあったりでなかなか見応えのあるアニメです。
あまりファンタジーすぎる作品は好きじゃないのですが、メイドインアビスは世界観がしっかりしていて、第2期になるとわりと展開が複雑になってきます。
【視聴中】ドラマ『グッド・ドクター 名医の条件』
アメリカドラマ『グッド・ドクター 名医の条件』はアメリカでは2024年のシーズン7で完結予定。
ですが、Netflixではシーズン4までしか配信されていません。
感想は完結してから書きたいと思っていますが、今年中に配信されるかどうか・・?
一応視聴中ということでここに記録しておきます。
ちなみにアマゾンプライムビデオは有料になりますが、シーズン6まで配信は確定しているようですね。
まだ視聴途中ですがかなり面白いです。
手術シーンなどはわりとリアルな描写もあるので、苦手な方は気をつけてください。
『グッド・ドクター 名医の条件』が観られるのは(2024年1月時点)
40代女性的にイマイチだった作品
上記までは面白かった作品を紹介していますが、以下はイマイチ面白くなかった作品も簡単に記しておきます。
映画『ある男』
妻夫木聡、安藤サクラ、窪田正孝など、見ごたえありそうな俳優陣出演の作品『ある男』。
次の『正欲』と同じような感想を抱きました。
登場人物は、変えられない特殊な環境に生を受け、そこから逃れたいと渇望している人たち。
若干、自分の人生ともリンクする部分があるからか、主人公達が選ぶ人生にあまり共感できませんでした。
とはいえ、作品としては共感ではなく社会的なメッセージが重きになっていると思うので、その点ではとてもわかりやすく伝わります。
『ある男』が観られるのは(2024年3月時点)
映画『正欲』
原作未読ですが、作者の朝井リョウの小説はそこそこ面白いと思っていたので、観てみました。
これは観る人の意識の違いで感じ方はそれぞれ、という感じ。
私は登場人物達が生きづらく思う要因そのものに拒否感がなく、難しく捉えすぎている感じで面白くなかったです。
私含め「普通にそういう人いるよね」という感覚の人だと、大げさな映画にみえますね。
一方で「こんな変な人いるわけない」という感覚の人が居るのも事実だと思うので、そういう価値観の人が観たら全く違う感想になるのかもしれません。
『正欲』が観られるのは(2024年3月時点)
2024年の間は更新予定
この記事は、2024年の間に観て面白かったアニメ・ドラマ・映画の感想を随時書いていく予定です。
私が配信動画を観ている時間は、1日2〜3時間くらい。
40代〜50代女性の1感想として、同年代の方が視聴作品を選ぶ参考になればと思います。
それではまた👋🏻
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